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「任意整理」に関するお役立ち情報

任意整理を成功させるためのポイント

  • 文責:弁護士 江口潤
  • 最終更新日:2026年1月6日

1 任意整理をうまく進めていくために大切なことは3つあります

任意整理をすると、月々の返済額を低減できる、将来利息をカットして返済総額を減らせる可能性があるなどのメリットが得られます。

また、他の債務整理の方法と比べ、短期間かつ低い費用で行えるという利点もあります。

任意整理を成功させるためには、①返済原資を確保する、②弁護士費用の積立てを確実に行う、③任意整理では問題解決ができない場合の選択肢を事前に検討するという点をおさえておくことが大切です。

以下、①~③について、詳しく説明します。

2 返済原資を確保する

任意整理をすると、交渉によって決定した新たな返済条件に従って、返済を続けていくことになります。

そのため、返済のための資金を確保できるようにしておく必要があります。

一般的に、任意整理をすると残債務の元金、経過利息、遅延損害金の合計額を、3~5年間程度で分割して返済できるようになります。

月々の手取り収入から生活費を控除した残額(返済原資)が、任意整理後の月々の想定返済額を上回っていないと、任意整理をすることはできません。

返済原資を増やすためには、家計をしっかりと管理し、過剰な遊興費や嗜好品費、不要なサブスクリプションサービスの契約などがあれば削減するといったことが有効です。

3 弁護士費用の積立てを確実に行う

任意整理の弁護士費用は、一般的には貸金業者等1社あたり数万円程度です。

複数の貸金業者等を対象に任意整理をする場合、弁護士費用は十数万円程度になります。

実務においては、多くの場合、任意整理後の想定返済額を毎月弁護士の口座などに積み立てます。

支出の管理ができず、積立てができなくなってしまうと、弁護士も任意整理を進めていくことができなくなります。

毎月の収支をしっかりと管理し、確実に積立てに必要なお金を確保しましょう。

4 任意整理では問題解決ができない場合の選択肢を事前に検討する

これまでの返済状況が悪い場合や、景気の悪化などが発生した場合、貸金業者等が厳しい返済条件でしか和解しないことや、任意整理自体に応じないということも考えられます。

任意整理では債務に関する問題が解決できない場合を想定して、予め個人再生や自己破産を検討しておくことも重要です。

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